北極氷河の解氷、海水面上昇、砂漠加速化、洪水、地震、津波など、人力ではどうすることもできない大災が世界各地で発生しています。

これらは、地球環境問題の解決に向けた努力なくして地球で生きる人類が生存し続けることができないという警告と、地球環境を持続可能な状態で利用する方法を模索すべきだという強いメッセージを送っています。

2012年に済州で開かれたIUCN総会の世界地方政府サミットフォーラムで、地球環境の問題解決と地球環境の保全のための地方レベルの役割と実践の重要性が強調され、これにより、世界の地方政府が力を合わせ「世界地方自治団体サイバー環境ネットワーク」を設立することになりました。

「世界地方自治団体サイバー環境ネットワーク」は、世界地方政府間の地球レベルの環境問題について共同で解決に向けて努力し、環境政策の交流および諮問の役割を果たす未来型ガバナンス協議体として世界環境保全のための重要な役割を果たすものと確信します。

• 世界の各地方政府間で環境問題に関する協力ができるよう、サイバー空間を利用した議論の場を設定(サイバーフォーラム, セミナーなど)
• 地方政府レベルでの環境問題に関する解決策の提示と、持続可能な発展戦略を模索するための協力(国內外の世界環境模範都市、地方政府の環境政策の共有および交流など)
• 相互協議による長期的な環境プログラムの開発と研究など